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投稿者
ラグビーひろ
投稿内容
高校国語のカリキュラムの問題点
https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/8a18e52ef579735e7e73d4827fda7f62
以前にも問題提起させていただきましたが、高校の国語教科書、必修の「現代の国語」は、
詩歌や文学作品を排除した論理的な文章を載せることが文部省令で定められました。
その代替として、これまでは取り扱わなかった 裁判の判例の解釈の仕方・近隣トラブル時の苦情文の書き方・商品クレーム文の書き方・駐車場契約書の読み方など、
現在のトラブル多発社会に合わせた教材を取り扱っている教科書もあるようです。
登場人物の心情を汲み取ったり、他者への思いやりの心を醸成するのに最適な教材であった文学作品を排除し、
自己の利益を主張する実用的な文章を増やすことは、多感な高校生の人格形成にも大きな影響を与えそうです。
これまで採択率が低かったある教科書会社が「現代の国語」に文学作品を数点載せたところ検閲に合格しただけでなく
採択率もトップになり、規定通り文学作品を1点も載せなかった他の教科書会社から文科省に苦情が殺到する事態も起きています。
学校教育現場が、文科省の方針に危機を抱いたとも感じられますが、坂口安吾の『文学のふるさと』は、
文学作品を引用しての評論文ですし、文学と評論を明確に線引き出来るものではありません。
選択科目に「論理国語」と「文学国語」がありますが、こちらも論理国語のほうは文学作品が排除され、
授業時間数の関係から両方選択させるのは無理で、大学入試には、文学的作品よりも論説文の出題が圧倒的に多いことから、
大多数の高校では、論理国語のほうを選択するだろうと言われています。
高校生が文学作品に親しむ機会は、ますます少なくなりそうです。
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