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投稿者
名無しさん
投稿内容
9番の元テレビマンさん
>~(略)~放送業界を定年退職した者の立場から言わせていただけば、昔はスポンサーが1社単独提供の番組が多かったため、スポンサーの個性を反映させた独創的で斬新な番組も多かったと思います。
そのため、番組も15分や30分など短いものが主流でした。
実質的には50分や60分番組にしてもいい番組を30分にギュッと凝縮するわけですから、見応えのある中身の濃い番組に仕上がるわけです。
ちびっこのど自慢、タレント登竜門となるオーディション番組、伝えたいことを絵で描いて回答者に当ててもらうゲーム番組、
推理クイズ番組で1週目は容疑者3人の中からテレビを見ている視聴者に当ててもらい2週目に謎解きをして解き明かしていく番組、視聴者がチーム対抗で大道芸のようなものを披露する番組など、
今では考えられないような番組もたくさんありました。
今は複数のスポンサーの共同提供の番組のため、どのスポンサーにも好まれるような冒険をしない無難な番組しか作れなくってしまいました。
テレビの地位も相対的に低下してしまっているので、製作費予算も年々削減され、昔とは正反対に30分でも放送できる内容を1時間に薄めて引き延ばして放送するため、薄っぺらな内容になっていることは否めないと思います。
テレビカメラが軽量化しているため、昔はなかった旅番組、食べ歩き番組が新たに誕生したのは新しい番組の傾向です。
舞台中継番組が風前の灯なので、歌舞伎やオペラシティ、新国劇、ミュージカルや、寄席演芸などの生の舞台芸術に触れることのできる番組がほとんど消滅してしまったのは個人的には残念ですね。
まあ、一般論として言えば、そうなんだろうけど、もはや今は1番で引用されている、
昭和42年当時と今は番組は全く変わってしまったといっても、いいんじゃないの?
笑点があるから、当時とかろうじて繋がっていると分かるくらいだからね。
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